《やべ!!マジあいつかわいすぎ》 たぶん今の俺の顔はかなり真っ赤。 誰にも見られたくないほどに。 「あ。いたいた。稜哉今までどこに行ってたんだよ。」 軽く走りながら雅人が俺の方に向かってきた。 まさか姫菜のとこにいたなんて言えず「ちょっとトイレ」と言ってごまかす。 「長いトイレだな。」なんて冗談を言う雅人。 なんとかこの状況からは抜け出せそうな気がした。