ジリジリジリジリ




目覚ましの音が聞こえてきた。




《うるさい。まだ寝ていたいのに》




私は目覚ましを止めずに鳴らしたまままた眠りにつこうとした。




《目覚ましの音は後からなくなるし、眠りの世界に入っちゃえばこっちのもんだもんねー》




そして私はまた眠りにつこうとした。