パーン!! 3組目の障害物競走が始まるピストルの音が鳴った。 鳴った瞬間勢いよく走って組内では1位になったものの何を借りるかのくじを引いた瞬間みんなと同じ順位になってしまった。 《意味ないじゃん!!》 くじを開いてお題を見てみる。 周りからは「げっ!!校長のズラ!?」とか「教頭の帽子って…」という声が聞こえてきた。 《かなり細かいじゃん!!》 そして私はお題をよく見てみる。 お題を見て一瞬悩む。 どうしようか悩んだ。 だってあたしのお題かなり難しいんだもん!!