パパが死んでからママは私のために仕事も家事も頑張ってくれた。
「たまに息抜きしてもいいんじゃない?」って何回言ったか覚えていないくらいママに言ったことだってある。
「私はママが再婚することに賛成するよ?……ただ…」
「ただ?」
「再婚する相手の人見てみたいな。」
ママが結婚するかしないか悩んだ挙げ句選んだ人を見てみたくなった。
「わかった。ちゃんと姫菜に会わせるから。」
ママはベットから立ち上がって私に近付きながら言った。
その表情がすごく輝いていて私まで笑ってしまったのを今でも覚えている。
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