「お前新年早々何怒鳴り散らすわけ?」 息を切らしながら雅人に問いかける。 「………」 雅人は何も答えようとしない。 しかもあからさまに俺と目を合わせようとしない。 「人前では勝手に怒鳴り散さたくせに面と向かってる時は黙り込むのかよ!!」 俺は完全に苛立っていた。 ってかこの状況は正に修羅場ってやつ? それに相応するくらい緊迫とした雰囲気だった。