それからというもの私達はしばらく沈黙に包まれていた。 さすがの私でもこの状況を「耐えられない」とは言っていられないのを悟った。 沈黙が続く中私はずっと今日の稜哉のことを考えていた。 遊んでいる途中から何かといつもの稜哉とは違う感じがしていた。 その“何か”はわからないけどとにかくいつもと違うのだけはわかっていた。