「何?まだ遊びたいの?」




ニヤニヤしながら稜哉が私を見てきた。




その稜哉の表情がなぜか愛おしくなって私の顔が熱くなってしまった。




稜哉はこのことに気付いちゃったかな?




「じゃあここら辺にある近くの公園にでも行く?」




「近くの公園?ってもしかして………」




私の中の期待がだんだんと膨らんでいった。




「たぶん姫菜が想像してる公園と同じだと思うよ?」




「んじゃもしかして……織り姫公園?」