「3・2・1………」 パァァァァ カウントダウンと共にイルミネーションが点灯された。 「うわぁ。稜哉見て見て。すっごく綺麗だよ。」 大好きなイルミネーションを見て私は一気にテンションが上がった。 「言われなくても見える。」 稜哉は冷たい目で私を見ながら冷静に言ってきた。 でも今の私はそんな稜哉を気にも止めなかった。 というか気にもしなかった。