「ほんとはどっか行きたかったんだけどな………」 小声でそうつぶやいた。 稜哉の言うとおり確かにどっかに行きたかった。 でもどっかに行くってことは稜哉と2人きりになっちゃうってことでしょ? それ絶対無理!! あたしの心臓保たないし!!