俺はただ結花さんの行動を見守っていた。 「あったあった。」 そう言いながら結花さんが何かを取り出した。 「これね。昨日スーパーで買ったのよ。」 取り出された物が俺の手に渡される。 「近所の人から聞いたの。そのラズベリージュースすっごくおいしいんだって。」 嬉しそうに話す結花さんが一瞬姫菜に見えた。 「ラズベリーって恋みたいよね。」 またまた結花さんが意味のわからないことを言い出した。 「どうしてですか?」 気になって聞いてみる。