「ただ遅刻してただけだから。」 なーんだ遅刻か… ・・ って遅刻!? 「はぁ?それどういう意味?」 いきなり重大なことを言われて私はあせってしまった。 声まで裏がえってしまう。 「うるさい。もういいよ。喧嘩してたときには遅刻してたんだし。」 稜哉は耳を押さえている。 「うそ!!なんで早く言ってくれなかったの?」