そう思いながらふと稜哉の顔を見てみると稜哉は苦しそうな顔をしていた。 「稜哉?」 眠っている稜哉に呼びかけても返事が返ってこないのはわかっていた。 だけどなぜか私は嫌な予感がして何度も稜哉の名前を呼んでしまう。 何度も呼んでいるうちに私はいつの間にか稜哉の肩を揺らしていた。 「稜哉どうしたの?ねぇ稜哉!!」