「梨架!!」 俺は勢いよく梨架の家に上がり込み、部屋のドアをあけた。 「梨架??」 そこに梨架の姿はなかった。 家全体をさがしてもいない。 「ん??」 俺は梨架の部屋のテーブルの上にある一通の手紙に気がついた。 見ていいのかな?? 一瞬そんなことを考えたけどすぐにその考えは消えた。 なぜなら、 「☆凪へ☆」 と書いてあったからだ。 「梨架のお父さんも外国に行ってるからそこに行ったのかな??」 と、思いすぐに俺はその手紙をあけた。 安心と不安の両方を抱えながら・・・