「母さん!!」 これは現実なのだろうか・・・ 「白河さん!!息子さんも来てますよ!!がんばって下さい!!戻ってきて!! またご飯、作ってあげるって言ってたじゃないですか!!」 そこはまるで医師達の戦場だった。 全員が俺の母を助けようとしている。 なんか、自然に涙が出てきた。 「ありがとう・・・」 小声で俺はそう言って病室を去った。 その直後、 ピーーーーーーーーー・・・ 「白河さん!!」