朝。まだ母は帰ってきてなかった。 さすがにヤバイと感じた俺は電話してみた。 「母さん??遅いよ。まだ帰って来ないのか??」 「・・・・・・。」母は無言だ。 「母さん??」 しばらく沈黙が続いたあと先に口を開いたのは母だった。 「ごめんね・・・」 「え??」 「ごめんね・・・凪・・・」 「意味分からんし・・・どういう事??」 「お母さん、もう家には帰れないの・・・」