「な…何だ?これ…」

世次がー番最初に教室に入った時…

教室は見違えるようにキレイになっていた。

「ん…?」

そしてその先には、教室の黒板の前で寝ている譜迂の姿があった。

「あ、天羽?」

まさか…この教室…

「ん…必ず…更生させるから」

「…」

寝言にしては、現実的だな…(笑)

オレは、自分のべストを、こいつの上にかけた。

って…彼氏か、オレは…っ!?

こいつ…なんて無防備な寝顔なんだ…