チェリーをあげる。


渡さんとふたりで与えられた一室に入ると、私はその部屋をじっくり見回した。



窓の外の景色は素晴らしかったし、耳をすませば潮騒の音が聞こえてきそうな、ホント申し分のない部屋だった。




…この部屋で私、


とうとう渡さんに抱かれるんだ…。



キャーッ!






私の妄想は絶好調。




渡さんはさっさと一人分のふとんを敷いて寝ちゃってたけど、


私の方はもう昼寝どころじゃなかった☆




メガネをしたまま無防備に寝息を立てている渡さんを見ていたら、


思わずキスとかしたくなっちゃたけど、


楽しみを後に取っておこうと思っていた私はあえてそういうことをせず、


ただ彼の寝顔をじっと眺めていた。