チェリーをあげる。


…けど、




私の体はバリアを張って、なかなか彼を寄せつけようとしなかった。




「ダメだ…、雛ちゃんもしかして運動不足…?」


「え…っ?」


「ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね」




伸さんは再び私の中に入ってこようとした。




ひどい痛みがあったので、私はぐっと歯をくいしばった。




これで私もやっと大人になれるんだから、


これくらい我慢しないといけないよね…?




そう思ったけど、痛みはだんだん強くなるばかり。




思わず目を見開くと、


そこにあったのは大好きな渡さんではなく、



伸さんの躍起になった顔だった。