チェリーをあげる。


もう恥ずかしさも頂点で、やっぱり目をそらしてしまった。




「何だよ…。早く経験したいって言ってるわりには、やる気が全然見えないぞ…?」


「えっ…」


「ベッドに入ったらもっとすごいことするんだから、これくらいでびびってちゃダメだろ?」




そう言って伸さんは、足で私の下半身に触れてきた。




「ひゃ…っ!」




体がびくんと反応する。


伸さんは私をからかって楽しんでるみたいだった。




「やっぱ雛ちゃんて面白いな…。初めて会ったときからどんくさそうで危なっかしかったけど、父性をくすぐるって言うか、何か面倒見てやんなきゃって思わせるんだよな」


「え…」


「今日は俺がいろいろ教えてやるから、覚悟しててね」




そう言うと伸さんはいきなり立ち上がった。




「きゃっ…!」




私はすかさず両目を覆った。


どうしたって伸さんのハダカをまともに見られない。



伸さんはバスタブから出ると、




「俺、先に上がってるから、雛ちゃんも早く来てね」




そう言いながら、バスルームを後にした。