その後はショッピングを楽しんだ。
帰り際にとったプリクラは即ケータイに貼った。
辺りがオレンジ色に染まり始めた頃、駅に向かって歩いていた時…
ゆうくんの電話が鳴った。
ゆうくんはしばらく電話をした後、焦ったように
「あ、わりぃ!、会社か
ら電話があって今すぐ来て欲しいっていわれたから言ってくる!じゃあな」
「え…っ、う、うん」
「和也、美衣を頼んだぞ」
「まっかせてください」
ゆうくんの姿が遠ざかるのをぼーっと見ていると和也さんの真剣な声がした。
「美衣ちゃん」
「はっはいぃ!」
驚いて振り向くと、やっぱり真剣な顔をした和也さん。
「……今から言う事、真剣に聞いてくれますか?」
首を傾げながら頷いた。

