禁忌恋愛

「美味しい!」


「ホント美味しいっすね」

「美衣、一口」

ゆうくんがあーんと口を開ける。


「って先輩!何カップルみたいな事してんすか?!」

あたしはドキドキしながらオムライスをすくって差し出した。

パク

「ん。うまい」

「あたしも…ゆうくんのピラフ食べたい」

「ん。ほら。あーん。うまいか?」


「お、おいひい…」


「だーかーらカップルみたいにしないで下さいっ」

本当だ。
今、あたし、ゆうくんとカップルみたいだった。
ずっとこんな幸せが続けばいいのに…。

何故か不機嫌な和也さんとゆうくんのじゃれあいを見ながら、そう思った。