*
「ただいま…」
どれくらいたっただろう。
ベットにうずくまっていると、玄関からゆうくんの声がした。
帰って来た…。
「美衣?」
ゆうくんがあたしを呼ぶ声がするけどお母さんの声はしなかった。
あたしは寝たふりをして布団をぎゅぅっと握りしめた。
仲良く帰ってくるかもしれない2人を見れるほどあたしは大人じゃない。
「ー…優羽!」
やっとお母さんの声がした。
切なそうな、焦った声。
聞きたくないけど、
聞きたくて耳を澄ませた。
「……うん、何?」
「考え、なおして…」
「…無理だよ」
「どおして……っ?」
「ー………も、無理なんだ」
「いや、だよぉ!優羽。愛してる…」
また涙が枕を濡らしていく。
やっぱり聞きたくない…。
頭から布団を被って耳を塞いだ。
「ただいま…」
どれくらいたっただろう。
ベットにうずくまっていると、玄関からゆうくんの声がした。
帰って来た…。
「美衣?」
ゆうくんがあたしを呼ぶ声がするけどお母さんの声はしなかった。
あたしは寝たふりをして布団をぎゅぅっと握りしめた。
仲良く帰ってくるかもしれない2人を見れるほどあたしは大人じゃない。
「ー…優羽!」
やっとお母さんの声がした。
切なそうな、焦った声。
聞きたくないけど、
聞きたくて耳を澄ませた。
「……うん、何?」
「考え、なおして…」
「…無理だよ」
「どおして……っ?」
「ー………も、無理なんだ」
「いや、だよぉ!優羽。愛してる…」
また涙が枕を濡らしていく。
やっぱり聞きたくない…。
頭から布団を被って耳を塞いだ。

