「あたしはずっと
啓吾の隣にいるよ。どこにもいかないよ。
ずっとずっと一緒でしょ?
100歳になって
おばあちゃん、おじいちゃんになっても
ずっと二人で一緒にいようね。
それで、空見て笑おう?
お金が無くても、毎日ゆったりと二人で空見て
一日一日を過ごしていこうね。
ゆーっくり流れる時間とともに
ゆーっくり二人で過ごそう?
絶対離れないよ」
──ただ、本当のことを言っただけだった。
でも、
なぜか涙が止まらなくて
溢れる涙を抑えようとして
頑張ってみた、、
けど、、、
人の気を知らずに
涙は止まることなく
あふれ出た。

