あたし、
こんなに想われてたのに
最低なことした
受け入れようとしてくれる人を
自分から離した。
メールがこない寂しさから
最低な事した、ごめんなさい。
「ごめんね。
うん、もう離れない。
ずっと一緒にいようね
ずっと一緒に居てください。」
涙が止まらない。
人を好きになる「辛さ」も
「喜び」も全てわかった気がする。
啓吾とあたしの距離は
遠くなったんじゃなくて
とても近くなった気がした。
遠い距離が、
二人の気持ちを少しだけ近づけてくれた。
「友達と仲良くしていいからね。
無理言ってごめんね。
でも、もう大丈夫。
強くなるし、それに。
啓吾を信じてる。」
「めっちゃ信じろよ。
別に強くは、ならなくていーよ。
我慢はすんな。」
──涙って
いつになったら枯れるの??
それとも、
啓吾の言葉のせいで
枯れることを忘れたの??

