「あぁ、いたよ。 ってか、今起きた。お前のせい。笑」
──はい?笑 私のせい?挨拶だけなのに?
皮肉だろうなと分かっていたから
「ドーモスミマセンね。」
…わざと嫌味たらしく返してやった。
「嘘だよ笑 チャットの返事ぐれーで起きねえし」
──・・・お前が言ったんだろ!!!
あたしって 相当の短期なのかもしれない。笑
「あっそーですか笑 名前は?」一応返事して、名前を聞くと
「啓吾(けいご) お前は?」
「美希(みき) よろしく。 ちなみに14歳」
「聞いてねーし」
あっそーですか!!!!!!!
「ふっ」
あたしって、チャットでも鼻笑い使うんだ…笑
「ふっ、じゃねーよ笑 俺15歳」
「あ、年上だったの? 馴れ馴れしくすみません」
あたしの気遣いも気にせず ヤツ(啓吾)は
「あぁ。別にいまさら。笑]と言った。
しばらくの沈黙が続く。
沈黙が続く中なぜかあたしがソワソワしてた・・・・
なんであたし、
コイツのために こんなソワソワしなきゃいけないのだ?!
っつーか、何か話さなきゃ寂しくない?!
話そうよ、何か、ホラ!学校の話題とかさ!笑
──自分必死だな…。
とか思いながらもこの空気を少し楽しんでた。
何か話そうと思うと逆に話題が出てこなくて、
だからこそ次に自分が発言する言葉に驚いた。
こんなことを初対面で聞くのは、
最初で最後…で、あってほしい。