「嘘だよ笑

咲希、引っかかりやすいから
おもしれえ」



はい?

嘘だと?





上等。




だけど


嬉しいから許す






何も反応を見せないでいるけど、


啓吾はあたしの言葉が出るまで

毎回待っててくれる。





それも、少しなんとなく


ほんのすこーし


安心感。




言葉をさがしてると──



「こん」




邪魔者きたーーーーーーーーー!!!!





──いやいや、ここはあたしの場所じゃないから

どっちかといえば

KYはあたしか・・。