5月の下旬。 6月に入ろう、っていう直前から 雨がふりはじめた。 もう梅雨? ちょっと早い。 雨はやむ日もあったけど それでも いつものように 今日は綺麗、 なんて思う日は無かった。 どんどん腐って行った。 ただ・・・ 1人。 たった一人 あたしを助けてくれた。 自分の気持ちに気づかないふりして 逃げてたあたしを 正面から受け止めてくれた子がいた。