──朝、目覚め
今日もまたいつもの繰り返し。
最近本当に人生つまらない。
そう思いながら
1日1日を
ゆっくりとすごす。
美咲の隣に居た頃よりも、時は流れることを恐れた。
と同時に、止まってしまったのじゃないか?
と思うくらいゆっくりと過ぎていった。
ただ美咲と別れて変わったのは
いろんな男に目がいくこと。
少しでも気に掛けてくれる人を
すぐに「好き」だと勘違いした。
付き合った。
でも別れた。
あたしのワガママ。
最低だよね。
それでも
何人好きになろうと
何人勘違いしようと
美咲を好きな気持ちは
増える一行で
むしろ
美咲と比較してしまう。
「美咲はこうだったのに・・・」
あたしは
心からもうおかしくなってるんだな
って思った。
腐ってた。
何もかも。
自分が全て。

