ただキミと一緒にいたかった



5月下旬。


「今日から3日間!

修学旅行~~~~~!!!!」


友達と騒ぎながら


バスに乗り、


広島へ向かった。




憂鬱なことも全て忘れようと思った。



友達と
恋バナをして


「咲希誰が好きなの~?」


そう聞かれるたびに


「あたしはイケメンっ!」


なんて答えて


ふざけあってた。

これが楽しかった。

この雰囲気が心地よかった。

気持ちかった。

嬉しかった。

友達がいたから

今ここまで立ち直れた。



もう美咲に悔いは・・・









無いなんて

いえない。





日が経てば経つほど

君が脳裏に妬きつく


忘れようとするたび
脳が刺激する


どうして?


忘れることさえ・・

神様は許してくれないの?