メールを送った。 「もう我慢できないよ。 もう辛いよ。 1人で待つのはもう出来ないよ。 だって待ってても何もないんだよ? 大丈夫。 美咲は私が支えなくても… 生きていける。 私が居ても居なくても変わらない。 今までありがとう 大好きでした。」 ──こうするしか、道が見つからなかった。 もっと自分を追い込んでしまいそうで。 これ以上、崩れるのが怖かった。だから逃げた。 美咲からのメールは それから 3日後のことだった。