ちょっと待ってよ!!!!!!!




叫んだはずの声が

届かずに




それでも君は振り向いた


あと少し

あと少し



手をのばしたとき






離れた

君は少し寂しそうに笑ってから




「ごめんな」





そうやって呟いて

あたしの手を払って





君は消えた。