――「東也くーんっ!」

「南」

「ごめーんっ講義終わるの遅くて」

私は今、東也くんと付き合ってる。

「いいよ。さ、行こう」

「うん・・・」

東也くんのコト、今ではダイスキ。

もう・・哉斗くんに、未練はない。

悠里と仲直りしたって知らせを受けて、
私は涙を流したんだ。

『よかった・・ごめんなさい』てね。

東也くんは、

「もう、自分を自分で汚す必要はナイ」

って言ってくれた。