メガネくんと私


「えっ?!!」


さっきまで寝てたはずのメガネくんが目を開けた。


「琉也さん…寝てたんじゃ…?」

「寝てたよ。誰かさんが耳元でぶつぶつ囁くまでは。」



?!


私、また口に出してた?!



「全部…聞いてた?」


恐る恐る聞いてみた。


「う〜ん…口が悪いとかなんとかってあたりは聞こえたケド。」


セーフ!

カッコイイってとこは聞かれなかった!