「「すいませんでした。失礼します。」」 生徒指導室から出て、二人で廊下を歩く。 「「………………。」」 二人とも黙ったまま体育館で見た衝撃的な人物のことを考えていた。 「さっきのってさぁ〜…」 先に口を開いたのは雪乃。 「メガネくんだよね…?」 「…うん。」 「先生だったんだ。」 「…そうみたいだね。」 よく考えたら、メガネくんはお兄ちゃんの大学の友達。 お兄ちゃんが通ってたのは教育学部。 なんで気付かなかったんだろ… そんな会話をしながらとぼとぼ歩いていたら教室に着いた。