メガネくんと私



なによ…


急に謝るなんて。


調子狂うじゃん。

相変わらず下をむいたままモジモジしていた。

すると…


「ほんとゴメンな。雪乃ちゃん。」



……ん?


バッと顔をあげてメガネくんを見る。


「このチビのせいで雰囲気悪くして…。」




…………私に謝ったんじゃないんかいっ!!←一人ツッコミ



怒りオーラを出しながらメガネを睨む。

それに気づいたメガネが口を開く。

「誰もお前のパンツのことなんて覚えてねーんだからいい加減機嫌直せ。」



「むきぃーー!!」


私は我を忘れメガネにつかみ掛かった…。



お兄ちゃんに引き離され、こってり怒られたのは言うまでもない。




こうして、食事会は無事?終了した。