「改めて紹介するな!こいつは俺の大学ん時の友達の宮田琉也。」 「ど〜も。」 メガネくんは相変わらず無表情。 「そんでもって、さっきから琉也に熱い視線を送ってるのが、妹の望。その隣に座ってるのが、のんの友達の足立雪乃ちゃん。」 「………。」 「よろしくお願いします。」 にっこり微笑みながら挨拶している雪乃とは対照的に、私はメガネくんに熱い視線を……ってか、穴があくんじゃないかってくらいに睨んでる。