そのピンクダイアモンドが、なんとなく
私の今の憂うつな顔を、少し明るく見せてくれていた。


「今、手に入れないと、もう二度と出会えないかもしれない」


そんな言葉を、胸に、私は、いざ、大阪へ、タクヤの元へと向かった。