キミのトナリ



自分ちで
カレーを作って
隼人の家持ってく。



ピーンポーン♪
チャイムが鳴る。



ガチャッ。
「おかえりー。」
上機嫌な隼人。
「ただいまー。」
家に入る。



「今日はカレーですか?」
隼人が匂いに気付く。
「そうです。カレーです。」
お皿にカレーを盛る。



アタシ奥さんみたい(笑)



でわ…
「いただきまーす。」
2人でカレーを食べる。



「美味しいよ磨美。
このシーザーサラダも」
ガツガツ食べる隼人。


「良かった。」
頷きながら
心の中じゃ

『ヨッシャー!』って
言ってる。



「ごちそうさまでした。」



2人で片付け。
アタシ洗う。
隼人拭く。
って
いつも
こんなやり取り。




片付け終わって
ソファーに向かう
アタシ達。



すると
テーブルに小さい箱が
2つ置いてある事に気付いた。


「何これ?」
隼人に聞く。
「気づいちゃった?」
隼人が言う。

てか
普通気付くよー。
いくら
ネックレス貰った時
気づかなかったからって(笑)



「あっ!もしかして…」
「そう…そのもしかして」
隼人が笑いながら言った。