隼人反省してます。

「しょうがないから
ゆるしてあげるよ。」
てか
怒ってないし。



隼人の髪は
寝ぐせがついてる。
着てるスウェットは
なぜか
いつも片足だけ
上がっている。



アタシは
なんだか
それが
妙に愛らしくて
笑ってしまう。



「いただきまーす。」
アタシの作った
ご飯を
2人で食べて
隼人は支度する。




「磨美。
今日もご飯美味しかったよ。
今日も頑張って仕事出きるよ。」

いつも
そんな事を言ってくれる。



「アタシも隼人がいるから
仕事頑張れるよ。」
アタシが言うと
隼人は笑う。



「隼人…」
「何?」
「隼人が好きだよ。」
隼人の顔が
だらしなくなる。



そんな
瞬間もいい。



このまま
失いたくないな。


てか
うちら別れないし。


ずっと一緒だもん。



隼人と
つきあい始めてから
アタシは凄く素直になった。



隼人からも言われたし。
『俺の前で強がったら
磨美の事嫌いになる』
って…


愛の力って
凄いね。



でも
最近アタシわがままに
なっちゃってるかもしれないな。



極端なアタシ
チョットダメなアタシ
反省しなくちゃ。


「磨美ー。
じゃあ俺
仕事行ってくるね。」