嬉しかった。
多分
顔なんて
真っ赤だと思うよ。
「いいよ。
デート行こっか?」
照れながら答える
アタシは
まるで乙女。
「やったぁ。
良かった。」
隼人は
凄く笑顔。
「でも
今から準備するから
少し待っててくれるかな?」
「良いよ。
じゃあどこで待ってれば良い?」
隼人は聞いた。
…
…
「うちに上がって待ってれば?」
一緒の時間を長引かせたくて
アタシは言う。
「本当?
ありがとう。
じゃあ
お邪魔しまーす。」
隼人が靴を脱いで
家に入ってきた時思った。
隼人は
凄く背が大きくて
ビックリした。
昨日ヒール10センチだったから
気づかなかったんだ…。
「背おっきいね。」
「俺187センチなんだぁ」
得意気に言う隼人に
笑ってしまった。
隼人ってば
子供みたい(笑)
「適当に座って。」
「はぁーい。
今度俺の部屋にも来てね。」
「じゃあ今度行くね。」
ティーポットに
お茶を注ぐ。
「なんか、良い匂い。」
「今
お茶入れてるから
ストロベリーティーだよ。」
すると隼人は
「良い嫁さんになるね」
なんて
言うから
思わず
お湯をこぼしてしまった。
「あつい。」
声に出た時
隼人が
「大丈夫?」
指に触れた。
なんでもない事が
ドキドキする。
