その時
なんで
そうなったのか
覚えてないけど。



「もう泣くなよ。」
突然
男が
アタシを抱きしめてきた。


「チョット!!
何考えてるのよ!!」
アタシは
男の胸を押して離れる。


「もう!
なんなの?
あんた変態?」
涙も止まってた。


「あっ!!
ごめん…。
でも
変態なわけじゃないから。
なんか、ほっとけなかったんだ。」
男は少し慌てながら言った。






なんなの?
まったくぅ!!


「はぁーもう酔い冷めたし!!」チョットキレ気味で言った。


「じゃあ…飲み行く?
勘違いしたお詫びにおごるよ。」


「はい?あんた新手のナンパですか?」
憎まれ口のアタシ。
「違うよ!!
ナンパじゃねぇし!!」
男が言う。
「じゃあ先に連絡先教えてよ。なんかあったら
あんたの事訴えてやるから!!」
「わかったよ…」
彼は携帯を出した。