「告白したの?」


私は慌てて首を横に振った。


「してないんだ…。」


告白だなんて…!


千鶴に言うだけでもドキドキしたのに、先生に言う勇気はまだないよ…!


「…そっか。でも頑張れ!愛菜の気持ち、先生に届くといいね。私、応援するよ!」


千鶴の言葉が心に暖かく染みていくのを感じた。


「千鶴、ありがとう。」


目頭がじわっと熱くなっていた。


今日、千鶴に話すことが出来てほっとした。



千鶴が友達で本当に良かったよ。