「体育館?何しに行ったの?」





「先生を…入江先生を見に行ってたんだ。」


「入江先生?」


言葉にするだけでドキドキしてきてしまった。


「私ね…、入江先生のこと好きなの。」




うわ〜!言っちゃったよ!!


相手は先生じゃなくて千鶴だけど、それでも顔が熱くなっていた。


「そうだったんだー。愛菜、入江先生に恋してるんだね!」


千鶴は何だか嬉しそうだ。