カレイドスコープ〜先生を想う日々〜

「姉ちゃん、この人誰?」

優人が小声でささやいた。

「えっとね…」


私が説明しようとした時だった。



「三咲の隣にいる男の子、もしや、三咲の彼氏か?」

先生が興味深そうに優人を見ている。


「違いますよっ!弟です!」


すぐに否定した。


優人と一緒にいて、そんなこと言われたの初めてだよ。


びっくりしたー。


でも、“彼氏”かあ…。


先生のこと、彼氏って呼べる日がいつか来るといいな…。