隣町のショッピングモール。


「今日は、何買うの?」


「実は、俺…好きな子がいてさ…。」


「え!そうなの!?」


思わず大声を出してしまった。


優人、好きな子いるんだ…。


なんか今の私を鏡で見ているような気分。


「その子、休み明けすぐに誕生日なんだよ。だから…その…」


「なるほど!プレゼントってわけね!」


「そこで、想いを伝えようと思ってさ。」


照れながら言う優人がなんだか、かっこよく感じた。

もう告白しようって決めてるんだ…。


弟だけど、尊敬しちゃうよ。