「失礼します」

レイスが新しい紅茶をもてきた

私たちは慌てて身体を離す

レイスは気づいたのかクスクスと笑った

 「ねぇ…レイス、今日お祖父ちゃん帰ってくる?」
 「…どうでしょか…先程行かれたばかりなので…」

レイスが部屋の時計を見て

 「…今が15時ですから…19時頃だと思うのですが」