「…覚えててくれたんだ」 彼女はレイスさんに言った 「もちろん、さっトールさまも入ってください?」 「ううん…」 と彼女が入って俺も入った 見渡す限りの贅沢振りの部屋 外国だから土足は当たり前 ジュウタンは見たことがないくらいシンプルな刺繍だけど毛糸が多分いいもの