「どうして?」 車のなかで透は郁に聞いた 「なんでって…」 「なんでここにいるって?しかもあんな人たちを?なんで?ねぇ?」 透の質問攻めに待ったの手を出す郁 「ちょちょ一編に聞かないで、まじで……えーっと…」 「トールさま…取り敢えずアトラス家に向かいますから…お話はそれからで…」 「レイスッ!?いつから?」 「…さっきからのってますけど…」