「…あぁ…コホン…レイスか……と」 老人は俺をジロリと見た 「お祖父さま…瀬田郁さんです…」 透が俺の隣に立って言った 「せ、瀬田郁です」 俺は直立不動で透の隣に立ち 「…瀬田…郁……君か?透の相手は…」