「……」
 「所詮彼も君への思いはこんなものだったんだよ、僕は違うよ?」
 「そんなことないっ!彼は郁くんは……」

アイガットの言葉を完全否定出来なかった

現に彼からの連絡はない

仮に、私の状況が伝わっているのだとしても、電話ぐらいしてきても良いのにそれすらない